設計・工務の櫻井和樹です。
標準仕様と聞くとなにを思い浮かびますか?
キッチン?トイレ?クロス?、、、
ほとんどの人が設計・デザインに関する標準仕様を思い浮かべると思います。
弊社も設計・デザインの標準仕様はございます。が、今回紹介するのは施工に関する標準仕様です。
大切なお家、その場の職人さんの技量だけに頼るのは怖くないですか?
人によって言ってること、やっている事が違うとどれが正解なのかわからないですよね。。。
数多くある住宅会社から一つに絞るのは大変難しい作業だと思います。施工の標準仕様があるかどうかこれも住宅会社を選ぶ一つの手段です◎
高品質の住宅を提供する立場にいる弊社は、安定した品質確保に向け独自の施工の標準仕様を決めております!
標準仕様をつくった背景
私は元々、大手ゼネコンにて勤務しており、施工管理として在籍していました。
施工管理とはQCDSEの五大管理項目(下記参照)を主に管理する仕事です。
Q:品質(Quality)
C:コスト・原価(Cost)
D:工程・工期(Delivery)
S:安全(Safety)
E:環境(Environment)
QCDSEの中でも特に一番最初のQ:品質(Quality)。
品質管理はかなり厳しく教わりました。主には工事の計画を行い、それが計画通りに行われているのかしっかり写真やデータを残し、まとめる事。業務の中で一番時間と労力がかかる項目だと思います。
ここだけの話、業務がさばききれず何回仕事場で朝を迎えたか。。。(笑)
その経験があったからこそ、住宅業界に入った際に住宅業界、特に工務店レベルの品質管理の仕方に驚きました。施工基準書がない。写真をまとめていない等。私の経験からするとあり得ないことが日常でした。これではいかん。。。
いくら高気密高断熱の家を建てています!とは言え、自信もって本当の意味で”いい家”を建てていますと私自身が言えないと感じたのが始まりです。
家を建てている人は最低限ここはみて!
お施主様も現場を見る際は最低限チェックするポイントはいくつかあります!
基礎工事
・透湿シートは破れてないか?
・鉄筋のかぶり厚は確保されているか?
最低限みておくと安心です!
木工事
・筋交部分(柱と柱の間に斜めの木材がある箇所)にプレートが取りついているか?
・サッシ廻りに断熱材が充填してあるか?
・気密検査に立ち会える?
工事中はなかなか家を見に行きずらいと思われる方もいると思います。そんな事思わなくても大丈夫です◎むしろいっぱい見に来てください!それでも急には行きずらいという方はぜひ私に声かけてください!一緒に行きましょう!
外壁工事
・透湿防水シートがやぶれてないかな?
・傷やめくれ、コーキングの切れはないかな?
足場に上るのは怖いと思うので下からわかる範囲でも見てください!
最終的にはお施主様にお渡しします
最終的には管理項目をまとめたものをお引き渡しの際にお渡しいたします。
お家をつくるうえでデザイン、性能ももちろん大切です。ですが折角のお洒落なお家が完成してみたら見えないところはずさんでは意味がありません。しっかりとした品質を守るためにも社内全員で品質を確保していきます!
モデルハウス公開中
そんな品質管理を行ったモデルハウスが期間限定でみることができます!
実際に品質管理をまとめたものから、弊社の施工標準仕様を見ることができます◎
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