家づくりを土地探しから始める方が多いように感じますが、大切なのは「何十年と住む間、その時その時にどんな暮らしをしていたいか」というイメージを固めることです。一般的に、今だけでなく老後の生活まで過ごすのが戸建住宅です。何を大切にして生きているのか、家族間の居心地の良い距離や、住まいを道具とした時にどんな使い方ができるかなどしっかり話し合いましょう。

土地探しや家の具体的な内容に入る前に、どれぐらい借りられるのか、そして借りられる額だけでなく家族の生活費・支出の変化はどうなっていくのかから無理のない返済計画を立てていきましょう。また、住宅性能によって家計の維持費用が変わるケースが多くございます。性能についてもこのタイミングでしっかりと知識を身に付けることをおすすめしています。

ここまで話し合ってきた家族の理想の暮らし方、家族の今後の変化、そしてお金の計画を踏まえて予算割をしましょう。『土地探しにかけられる費用=総予算-概算建築費-諸経費見込み』がポイントとなります。長年地域で家づくりをしてきた経験と、土地探しからご協力できる体制を整えておりますので、土地探しも建築士がご一緒いたします。

土地が決まりそうになる前後で、「櫻井建設で家づくりを進めていきたい！」「提案をしっかりと見てみたい！」と感じていただければ設計申し込みをいただいております。理想の暮らしの実現へ向けて、一緒に家づくりを進めていきましょう。（※設計申込金は全て建築費に充当されます。）

建築予定地が決まれば、現地の調査・役所の調査・現地環境や周辺環境の調査を行います。そして、これまでに話し合ってきたことを総まとめに設計ヒアリングを行います。こちらでも今の暮らしとこれからの暮らしに分けて、暮らしづくりのための設計プランになるように取り組みます。

建築士が建築予定地の環境を活かし、かつお客様が理想とする暮らしを実現するために必要な計画を図面にしてプレゼンテーションいたします。このタイミングで費用関係も概算から詳細へ向けてお話を擦り合わせていきます。

建築確認申請とは、建てる予定の家が建築基準法等に適合しているかを確認する申請のことを言います。自治体に完成した図面やその他の書類を揃えて私たちが提出いたします。そして、無事に建築確認済証の交付を受けることができれば着工へと進みます。

地盤調査は、計画した建物の配置に基づいて「SWS」という方法を採用して行います。その調査結果に基づいて、必要であれば改良工事を行います。

nikodeの家づくりでは、全10工程における自社検査を行なっています。外部建築士と作成した自社施工基準に適合した施工が行われているか、順次現場監督が確認を行いますのでご安心ください。また、完成時にはお客様自身にも細かな点を含めてご確認いただきます。

工事完了後には、建築確認申請に伴う完成立ち会い検査を実施いたします。施工品質が建築基準法・自社施工基準に満たされているかどうかのチェックを行ってから、お引き渡しとなります。

完成後、ご家族皆さんをお招きしてのお引き渡し式を開催いたします。お引き渡しに際しては、各種書類と鍵のお引き渡し、各種設備等の使用方法のご説明などを行います。お引越しができれば、待ちに待った理想の暮らしの始まりです。

家は、手入れを正しく行なっていれば寿命が長くなっていきます。点検や手入れをせずに過ごしていくと、自然な劣化により家のあちらこちらに不具合が出てしまうことも…。そのため、定期点検において定められた点検項目に基づいて点検を行い、必要に応じたメンテナンスを実施いたします。また、暮らしのお困りごとも都度ご相談ください。

nikodeでは、オーナー様や地域の方々へ向けた地域イベント「nikode camp」を定期的に開催しています。定期点検以外でも顔を合わせて、関係の切れない長く続くつながりを作りましょう。自然と暮らす楽しさ・より良く暮らすためのコンテンツ、皆様に楽しんでいただける様々な物事をご用意して皆様のご参加お待ちしております。