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スタッフコラム 2024.07.10

家の中での熱中症のリスク

設計士の櫻井和樹です。

7月の初旬だというのに、どこに行っても猛暑、猛暑、、、。

弊社が事務所を構えている多治見市は外気温38℃を記録。暑すぎます、、、。

外で作業する際はもちろんですが、中で作業している時もこまめな水分・塩分補給を忘れないように。

多治見市は自然豊かで山々に囲まれているため盆地になっており、そのため夏は暑く、冬は寒い地域の特性を持ちます。

この時期になると怖いのが、熱中症。

今年はまだニュースにあまり取り上げられていませんが、毎年毎日のように流れますよね。

熱中症といえば、外で作業している人が水分不足で搬送されるイメージがありますが実は下記の様なデータがあります!

参考:総務省消防庁HPより

実は緊急搬送されている約40%(令和5年で約36000人)が屋内になります!!!

熱中症=屋外ではない!

改めて注意したいものですね。

注意することとは???

電気代が値上がりするニュースがあるなかで、電気代を節約しようとしてエアコンを控える方いると思いますが、命には代えられません!しっかりエアコンや扇風機を駆使しして無理/我慢のない生活を心がけましょう!

お家をこれから計画する方へ

南面に大きな窓とっていませんか?大きな窓からは視線が抜け自然の光が入ってきて冬は正解ですが、夏は不正解です。

冬も然りですが、熱は窓から入ります。

夏の日射は上手に遮蔽しないと家の中の温度も上がっていく一方、、、。温度が上がるとエアコンもフル稼働、、、でんきだい、、、

窓の外にルーバーやシェード、すだれをつけると夏の日射遮蔽は一番効率的です!

夏の日射は窓の外でブロックするのが、熱的には正解◎

ただし外付けのモノは外観に大きく影響しますね。パッシブデザインもバランスが大切です。

庇を出す寸法を検討し、適切な長さだすことで夏の日射遮蔽、冬の日射取得できます!それでも防げないときは中にカーテンをつければコスト的にも外観的にもいい塩梅なのかなとも思います。

要するに日射遮蔽はパッシブデザインの基本的な考え方なので、家を考えるにあたって、ただ自然光が入って明るいね~ではないという事です(笑)

難しい話は建築士に聞いてください!それが一番手っ取り早い!

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多治見市で創業100年を迎える総合建設会社がプロデュースする注文住宅「nikode」。
地域の中では、古くから高気密高断熱住宅に取り組んできた自負があります。家づくりをこれから考える方々へ少しでもお役に立つ情報を発信できればと思い、コラムを更新しています。そのほかのコラムもぜひご覧ください。

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