設計・工務の櫻井和樹です。
最近よく耳にするリビング階段について考えてみました。
リビング階段とは
読んで字の如く、リビングに(LDKに)階段があるお家のことをいいます◎
弊社も標準設計としてリビング階段を設計しております!
なぜ人気なのか?
なぜ人気なんでしょうか?
なぜ弊社も標準設計に取り入れているのかを説明します。
・リビング階段にすることで家族の会話が自然と生まれる
→玄関入ってすぐに階段を設けると、いつだれが帰ってきたのかよく分からなくなります。自然と”ただいま””おかえり”といえるそんな家づくりが大切だと考えています。
・家族の存在を感じることができる
→先ほど同様、家族の気配を感じながら生活することは安心感につながります。また子どもの小さな変化に気づくそんなアイテムになります。
・吹抜けと組合せて開放的な空間に
→吹抜けも併せて計画することで、より広い開放的な空間になります。また構造的に、吹抜けと階段別よりも弱点がなくなり、お家の耐震性も考えることができます!
さらにその吹抜けから自然光が入り、部屋全体を明るくします。効率よく冬の日射取得も可能になります!
・室内環境をよくする
→よくリビング階段(吹抜け)を計画すると家が寒くなるという風なことを言われる方が居ますが、そうでしょうか?
家の性能を上げればむしろリビング階段(吹抜け)は室内の温熱環境を良くしてくれるアイテムになります!
基本的な温度の考えとして暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動します。
吹抜けがないお家だと1階でエアコンつけても2階は暑い、寒いという環境に陥る可能性もあります。
(もちろん温熱環境を計算されたお家は除きます)
逆に吹抜けがあるお家はエアコンから出る暖かい、冷たい空気が1階にも2階にも空気を届けることができます!つまり家全体の温度差が少なくなるのです。
でも、エアコンの容量が大きくしたり、効率悪いのでは?と思いますよね。
きちんと計算して適した能力のエアコンを選定します!決してオーバースペックのモノを選んで無駄にコストがかかるようなことはしません。
また弊社は気密性能が良いこと(直近10現場で平均C値0.23)に加え、24時間計画換気をしているので、エアコンからの温められた空気、冷まされた空気が家全体にいきわたります!
・階段がインテリアに
階段もインテリアの一部として魅せることができます!
特に木造の建物に異素材の鉄骨の階段を計画することにより、木も引き立て、鉄骨も引き立つというバランスの良いお家になりますね。
鉄骨階段の色を変えることでそのお家の雰囲気はぐっと変わります!
以上から弊社はリビング階段を標準採用しております。
また今人気になっている理由が少し紐解けたように思います!
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