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スタッフコラム 2026.07.30

パッシブハウスに挑戦 vol.5

設計工務の 櫻井 和樹です。

前回は上棟までのお話でしたね。

vol.1(PH挑戦を決意編)はこちら

vol.2(基礎工事編)はこちら

vol.3(上棟編)はこちら

vol.4(気密・付加断熱・佐藤の窓編)はこちら

換気工事

パッシブハウス認定をとるために

断熱と共に大事になってくるのが換気工事になります。

まず、パッシブハウスでは熱交換システムを搭載した換気でないと現在は認定がおりていません。

なので今回は第一種の熱交換が搭載されている

Zehnder社のComfohomeを初採用!

ゼンダーとは簡単に説明すると

24時間換気の中に、エアコンが搭載されているというもの。

あくまでもメインは換気。

そのダクトを使って空調の風をおくっていくという優れもの。

それに加えてセンサーで感知し、人が多くなれば自動的に風量の調整もしてくれるという。。。

すべてオートで大丈夫という代物になります!

ゼンダーといえば、パッシブハウス東海支部の支部長を任命されている中日サニオンさんの佐藤さん!

今回、施工指導でお越しいただきました。

目からうろこの様な施工指導…

とにかくダクトがまっすぐきれいに収まっています。

小口の処理の仕方、吊元ピッチ、ジョイント処理の仕方まで。

また何より大前提で大切なのは

計画段階で天井の懐を設計することで、ダクトを潰さずに施工できます!

これをしないと意味がありません!

ここまでやることで最後の風量測定の際に苦労をしないと言います!

風量測定をするまではドキドキですがとにかく換気工事はひとまず完了!

気密検査

いよいよ気密検査です!

いつもであればなにも心配することないですが

今回は違います。とにかくこの日を迎えるまで本当に眠れなかったです。

なぜか?

それは日本の規格とはレベルが違うくらい世界規格は厳しいからです!

気密検査にしろ、日本の規格は9.8Paの圧力差を室内と室外にかけます。

パッシブハウスの規格は50Pa。日本の5倍以上の圧力差。

Pa(パスカル)ってなに?って思う方もいると思います。

よく耳にするのが夏の時期。

台風の大きさをよくPa(パスカル)で表記します。

一般的な大気圧は約1013Pa。

日本の規格の気密検査はそれから約10Paひいて1003Pa

パッシブハウスの規格は963Pa ←これ台風レベルです。

家の中と外で台風レベルの圧力をかけて気密検査をする、

だから心配で眠れませんでした。

結果は?

実は日本の規格は”減圧”のみ

パッシブハウスの規格は”減圧”に加えて”加圧”も行います!

減圧の結果はC値0.1

加圧の結果はC値0.09

よかった、、、

大工さん外回りを作業していましたが

心なしかソワソワしていたと思います。結果を聞いて笑みが!

実は、パッシブハウスの規格、C値をみているのではないのです!

漏気回数をみています!

漏気回数とは?

なかなかなじみのないワードだと思います。

正直私もパッシブハウスを知るまでは漏気回数というものを

恥ずかしながら知りませんでした。

漏気回数とは、測定によって得られた家と外への空気の漏れ(漏気量)を家の気積で割ることで得られる数値になります!

減圧、加圧の平均において、漏気回数を≦0.6回/hをクリアする必要があります。

今回の測定結果は0.20回でした!

最後にゼンダーの施工指導、気密測定をしてくださいました

中日サニオンの佐藤社長と記念に!

今回の気密測定でどこが一番空気が漏れるのかが気になり

少し実験を、、、

玄関ドアを測ってみると、、、

やはり微風がありました!

そのほかにも、実験的に外部に繋がっている電気のPF管を気密処理しなかったときには

もはや測定が難しくなるレベルで漏気しているのが良く分かりました!

住んでからではそういった部分は取り返しのつかない部分であるので

きちんと気密処理をしないといけないという事が

身に染みて感じました!

今回はここまでにします!

また引き続き更新しますのでチェックしてください!

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