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スタッフコラム 2026.07.06

パッシブハウスに挑戦 vol.4

設計工務の 櫻井 和樹です。

前回は上棟までのお話でしたね。

vol.1(PH挑戦を決意編)はこちら

vol.2(基礎工事編)はこちら

vol.3(上棟編)はこちら

上棟では屋根の断熱は完成していますが

壁の断熱が柱の間の充填断熱しか終わっていないので

これから入念な気密処理後外の付加断熱の工事になります。

気密処理→付加断熱工事

今回の壁側の気密ラインは柱の外側にある構造用面材になります。

つまりこの構造用面材部分を付加断熱する前にきちんと気密処理しなければいけません!

写真のように窓周りが一番気密が取りづらい部分であるので、

角のコーナーにはWURTHのコーナーテープで。

さらにお家は外に貫通する配線が多くあります。

その一つ一つを気密テープ処理を行わなければ、気密は取れません!

これはパッシブハウスを目指すからではなく、nikodeでは当たり前の手順です◎

また構造用面材のジョイント部分や釘で留めてある部分、

間柱部分にもすべて気密防水テープを施します。

この気密処理を全て終えた段階で外の付加断熱工事をスタートさせます!

付加断熱に選んだのはネオマフォームt90mmになります。

いわゆるフェノールフォームといわれる断熱材で

国内の断熱材のなかでトップクラスに断熱性能が高い代物になります。

ところで付加断熱をするメリットは何でしょうか?

付加断熱の概要

まず、日本の断熱工法は主に3つあります。

柱間だけに入れる”充填断熱”

柱の外側に入れる”外張り断熱”

そして上の両方ともに入れる”付加断熱”

この3つの歴史でいうと付加断熱が歴史が浅く、

充填断熱は家の中に断熱材を入れるという考えになったときから

一般的に普及してきた工法です。

一時建築業界の中で断熱材は内側がいいのか、

外側がいいのかで意見が分かれた時もあったみたいですが

現在は両方大切という風に落ち着いています。

付加断熱のメリット・デメリット

【メリット】

・付加断熱をすることによる熱橋部の解消

・付加断熱を施すことによる耐震性の向上

【デメリット】

・コストUP

・外部の水(雨)が近いので納まりがかわる

・ビスのせん断力不足による外壁の滑落のおそれ

このメリットデメリットは改めてブログで書きたいと思います!

余談ですが私は前職に大手ゼネコンにいましたが

当時大きい建物S造ばかりでしたので

断熱材は基本的に内側に入れるものとして思っていました!

(入れるものというか吹くものと思っていました。

→規模が大きく工期も短いため吹付断熱が一般的でした。

今でもそのような大規模な建築はそこは変わってないと思いますが、、、)

サッシ工事

今回採用したサッシはLIXILのEWトリプルサッシとスマートウィン(通称サトウの窓)。

LIXILはおなじみですが、スマートウィンは弊社初の採用。

一番下のサッシの重量およそ260kg・・・

上棟時にクレーンにて建物内に搬入し、そこからは人力。

大工さん2人、窓屋さん3人、弊社工務3人の計8人で建て込みました!

取付時には日本で唯一スマートウィンを取扱している

株式会社パッシブパッシオ の佐藤社長も駆けつけてくれました!

香川からはるばる岐阜の多治見まで直接の取付施工指導して頂き大変ありがとうございました◎

スマートウィンとは?

スマートウィンとは一言で表すと、

パッシブハウス向けにつくられた超高性能木製サッシ  

になります!

超高性能というとなんだか抽象的ですが、

日本のサッシと比べてなにがちがうのかというと

断熱性能もさることながら

日射取得率が国内メーカーと比べて段違いによいということ!

日射取得率はガラスがシングル、ペア、トリプル…になるにつれて

小さくなります。それはそうですよね。

特にパッシブハウスレベルになると冬の暖房需要を抑えるためには

冬の日射取得が欠かせません。

窓=暖房器具としてとらえると、

断熱性能もよく日射取得率も高い窓を選択する必要があります。

今回の設計では平屋のL字型により

建物の影で日射取得が取りづらいということから

スマートウィンの採用に踏み切りました!

今回はここまでにします!

また引き続き更新しますのでチェックしてください!

最後に、更新が遅くなってしまいすみませんでした!!!

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