設計・工務の櫻井和樹です。
皆さんエアコンはどのように選んでいますか?
まさか部屋の畳数をみてその大きさのエアコンを選んでないですよね・・・?
エアコンを選ぶ際の見方
”何畳用エアコン!今なら大特価!”
よく耳にしますよね。
例えばLDKが20畳だった場合、本当に20畳用エアコンいるのでしょうか?
エアコンを選ぶ際に必要な事は〇畳用を見るのではなく、能力値(kW)を見てください!
エアコンの能力値
カタログ値見たことがある人は少ないのではないでしょうか?
画像引用:DAIKIN HP
カタログを見ると少し下の方に能力(kW)が書かれています。
例えば画像の14畳用だと
暖房5.0(0.4~12.2)、冷房4.0(0.5~5.3)
という風に書かれていますね。
能力kWというのはエアコンのパワーを表しています。
5.0や4.0はエアコンの標準的なパワーを表しており、()の中は能力の最小値と最大値を表しています。
()内に数値が納まっていれば適していると考えて大丈夫です◎
どうやって能力値を算出するの?
実際に弊社のモデルハウスのLDKに設置するエアコンの大きさを選定する際に計算したものになります。
例えばLDKだと、広さや家の壁の断熱能力、窓の大きさ、窓の能力、隣の部屋との境の壁の面積、天井の面積・・・等々を計算するとその部屋に必要なエアコンの能力が分かります!!!
(誰ができるんだ、、、という話ですよね。家電量販店の店員さんはまず計算しません。)
これを見ると暖房期に必要な最大値は8.83kW、冷房期は3.83kW
モデルハウスのLDKは23.8畳(吹抜けや2階のホールを入れると30畳以上あり)あります。
なにも考えずに選ぶと24畳用のエアコン。
しかしこの能力計算をすることで実際に必要なのは14畳用エアコン。
24畳用約84万円(定価)、14畳用約62万円(定価) その差22万円・・・
また消費電力も異なるので、日々の光熱費にも違いが!!!
初期費用、ランニングコスト踏まえると、断然お得ですよね!
そのお金で旅行に入ったりできちゃいますね・・・
無駄なコストは極力かけずに、しっかりとした根拠のもとエアコンも選びたいですね◎
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