設計工務の 櫻井 和樹です。
今回は床下エアコンについて考えてみました。

そもそも床下エアコンってなにもの?
床下エアコンとは
大前提、基礎断熱の際に用いることができる、空調方式です。
エアコンの風を床下(基礎内)に吹込み、床ガラリから排出する。
といった空調になります。
おもには冬(暖房)に用いることが多いのが特徴です。
なぜ冬なのか、
それは暖気は上にあがるものだから。
人間は足先の温度に敏感な生き物になります。
その床ごと暖めることができるので
暖房システムとしては理にかなっているのではないでしょうか?
※冷房用として稼働させる際は基礎内が冷えすぎて結露する可能性もありますので、
建てられた工務店様とご相談ください!
床下エアコンと床暖房の違いは?
床を暖めること自体でいうと、床暖房が一般的ではないでしょうか?
ではその床暖房と何がちがうのでしょう?
床暖房

(↑AIによる画像です。)
床暖房は簡潔に言うと
床に直接、温水または電気を流し床を暖める方式になります。
この方式は直接床下に配管をながしているため、
床暖房をつけると比較的早く暖かくなります。
逆にデメリットも多いのが事実です
・床材に制限がある→床暖対応というものですね。
・配管が壊れたときに床をはがす必要がある
・床暖房がついていない場所がより冷たく感じる
・高気密高断熱の家にそもそも必要なのか?
最後の高気密高断熱の家にそもそも必要なのか?ですが
弊社も約10年ほど前に床暖房を新築の際につけた物件があります。
点検にいくと、そもそも一回も床暖房をつけていないとのことでした。
じつは高気密高断熱の家ほど”床暖房”はオーバーな設備になっている気がします。
床下エアコン

床暖房はいらないといいますが、
床より基礎内の温度は居住空間よりも1~2度低くなってしまいがちです。
人間は足先の温度に敏感な生き物です。
床暖房が壊れたら大変ですが、
床下エアコンが壊れたら市販のエアコンを買えばいい。
であれば、床暖房を採用するより
はるかにコストバランスが良い床下エアコンを採用するべきかな?
と私個人は思います。
※もちろん、基礎内の空気が居住空間に入り込むことに懸念を
もつ方に無理強いをすることはありません。
その際は普通の壁掛けエアコンで家中の空気が回るように計画いたします!
床下エアコンももちろんデメリットはあります。
・設置の仕方によってはメーカーの保証が受けられない場合もある
・計算されていないと暖かくない部屋がでてくる
(↑結構そのようなトラブルが世の中多いです。。。)
・暖房をスタートしてもすぐには温まらない
・基礎断熱の断熱の量が増える可能性がある
床下エアコンもきちんと計算されていないと採用するのは絶対ダメです!
弊社は採用するにあたって、原理原則にのっとり、
床ガラリの実測値による有効開口面積を元に、何㎥でるのか等
きちんと計算して実施いたしますのでご安心ください!
さいごに
床暖房も床下エアコンも一長一短あるかと思います。
最終判断はお客様になります。
長期的に見てどちらが自分たちに合っているのか
慎重に見極めてください◎
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