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スタッフコラム 2026.05.14

多治見市で家が暑い理由|断熱しないとどうなる?

設計工務の 櫻井 和樹です。

弊社が事務所を構えている町は岐阜県多治見市。

多治見市は日本一暑い町で有名です。

2007年8月16日 最高気温が40.9℃を記録し

当時の国内最高気温の記録を74年ぶりに更新したことで

一気に有名になりました!

では、なぜ多治見市の家はここまで暑く感じるのでしょうか?

今回は、多治見市特有の気候と、住宅性能の視点から

『家が暑くなる理由』を解説していきます。

多治見市が暑い3つの理由

①山に囲まれている盆地で熱がこもる

多治見市は山に囲まれた「盆地」に近い地形です。

昼間に暖められた空気が逃げにくく、

熱が市街地に滞留しやすいため、

夜になっても気温が下がりにくい特徴があります!

そのため

・昼間に家が熱を持つ

・夜になっても室温が下がらない

・エアコンを着るとすぐ暑くなる

という現象が起こりやすいです。

②強い日射が建物を加熱

多治見市は夏の日射量も非常に強い地域です。

特に影響が大きいのが、

・屋根

・2階天井

・西側の窓

・外壁

真夏の屋根表面温度は60〜80℃近くになることもあります。

その熱が天井裏に伝わることで、

・2階がサウナのようになる

・夜まで暑さが残る

・小屋裏エアコンが効きにくい

といった問題につながります。

③湿気が高い(比エンタルピーが高い)

気温が高い=暑い だけではありません。

日本は高温多湿の地域。

多治見市も例外ではなく湿気もかなり厳しい地域です。。。

人間の不快感は温度だけでなく湿度にも関係してきます。

つまり

・35℃のカラッとした暑さ

・32℃だけど湿気が多い暑さ

を比べると後者の方が体感的につらいこともあります。

多治見ではこの「高温+高湿度」が同時に起こりやすいため

家の中が蒸し暑く感じやすくなります!

断熱しないとどうなる?

ここからが本題です。

「断熱って本当に必要なの?」

と思われる方もいますが、

多治見のような地域では

断熱性能が暮らしやすさを大きく左右します。

これは新築に限らずすべての住宅に言えることです!

エアコンが効かない

想像つきますよね!

断熱が弱い家は、

外の熱が常に室内へ入ってくる状態です。

例えるなら、

「氷をクーラーボックスではなく、外に置いている」

ようなものです。

エアコンを頑張って動かしても、

屋根から熱、窓から熱、壁から熱

が入り続けるため、冷えにくくなります。

光熱費が高くなる

上のお話の続きになりますが

エアコンが長時間フルに頑張ってます。

(ブラック企業より過酷なほどフル稼働させてます。)

その結果何が起こるのか。

・電気代が高くなる

・エアコンの負担が増える

・しまいにはエアコンがすぐ壊れる。

はい、悪循環ですね。

今や、電気代の上昇もあり

断熱性能=ランニングコスト

とも言える時代です。。。

2階が極端に暑くなる

昔の住宅で多いのが、

「1階はなんとかなるけど、2階が無理」という状態。

原因は主に、

・天井断熱不足

・屋根からの熱

・小屋裏の高温化

小屋裏空間は真夏に50〜70℃近くになることもあります。

断熱が弱いと、その熱がそのまま室内へ伝わってしまいます。

カビ・結露の原因にも

実は断熱不足は「暑さ」だけの問題ではありません。

冷房時には、

・室内外の温度差

・湿気

によって、壁内結露のリスクも高まります。

さらに、

・湿気がこもる

・空気が循環しない

ことで

カビ、ダニ、ニオイ

の原因になることもあります。

ヒートショックの原因

断熱性能が低い家は、

夏だけでなく冬も問題があります。

・脱衣所が寒い

・廊下が冷える

・部屋ごとの温度差が大きい

ことで、ヒートショックのリスクも高まります。

つまり断熱は、

「夏を快適にするだけ」でなく、

「健康を守る性能」

でもあるのです。

リフォームする方の多くは

目に見える場所を変える表層リフォームを希望される方が多いですが

いざ壁をめくると断熱材が真っ黒なんてこと結構あります。

重要なのは断熱+日射遮蔽

ここで大切なのが、

「断熱だけでは不十分」

ということ!!!

多治見では特に、

日射を防ぐ設計が重要になります。

例えば、

・軒を出す

・外付けブラインド

・アウターシェード

・Low-Eガラス

・西日対策  等

実は、“熱を入れない”

ことが最も効果的です。

これからの多治見の家づくり

近年の猛暑を見ると、

「昔の常識では暑さに耐えられない」

時代になっています。

だからこそ

・高断熱

・高気密

・日射遮蔽

空調計画(除湿も踏まえた)

をセットで考えることが重要です◎

まとめ

多治見市の家が暑い理由は、

・盆地による熱のこもり

・強烈な日射

・高温多湿

・住宅性能不足

が重なっているためです。

そして断熱不足の家では、

・エアコンが効きにくい

・光熱費が高い

・2階が暑い

・カビや結露の原因になる

など、暮らしに大きな影響が出ます。

多治見で快適に暮らすためには、

「断熱をする」だけでなく、

熱を入れない設計」を考えること

が非常に大切です!

新築のみならず断熱改修リフォームも多くお声を頂きます。

ぜひ本格的に暑くなる前に一度、検討下さい!

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