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全ての記事 2025.12.24

シロアリの侵入経路は?

設計の櫻井和樹です。

シロアリ被害=古い家 と思っていませんか?

新築でもシロアリの被害は起こりえます!

下記のような事実もあります…

札幌で新築を建てたら半年でシロアリが出たから建設会社とのやりとり記録を公開①|Haru-晴-

シロアリ被害が少ないと言われている北海道の新築で

被害が出ています。

ということは本州では特に意識しないと危ないという事です!

建築の実務者としてシロアリの侵入経路を知らないことが

一番のリスクだと思いますのでブログでまとめます!

よくいわれる侵入経路

①基礎のひび割れ: シロアリは0.3mm以上の隙間があれば侵入できます。

②配管や配線の貫通部: 防蟻処理がきちんと行われないと直通。

③外部からの木部接触: 地面に接する木は要注意です。

見落とされがちな侵入経路

①玄関土間と基礎の取り合い

②増築部分の基礎の打ち継ぎ部

③軒の出が短く、外壁が常に濡れている箇所 ←最近は軒0の家が多くなっていますが実はシロアリ対策としてはあまり良くはありません。。。

論文から読み解く侵入経路

上記の侵入経路はもちろんのこと、

シロアリの研究者が論文で発表しております!

論文はこちら

これを読み解くと

①配管貫通部(基礎配管まわり)

 配管周りはPEシートとコンクリートの

 小さな隙間がありそこから侵入してくると記載されています

②コンクリートの出隅部の微細な隙間

 打ち継ぎ部分の施工の精度やコンクリートの骨材の状況によっても影響します

③基礎入隅部

 ②③より言い換えると凹凸のある建物はシロアリのリスクが大きくなるということ。

では、基礎スラブの下からはシロアリはこないの?

と思われる方もいるかもしれません。

実際は基礎スラブ下にもシロアリは生息しているそうです。

論文内にも防蟻処理しなかったPEシートの下部には

シロアリの痕跡が多くあったそうです。

逆に防蟻処理したPEシートの下部は比較的痕跡が少ないという結果もありました。

この論文から弊社では打ち継ぎ部分に

上の写真のように防蟻材入りのコーキングを行うようにしました。

またスラブ下には防蟻加工された防湿シートを施工するように行います!

一般的に言われている事と論文として発表されている内容に

乖離していることは多くあります。

これからも正しい内容を理解して家づくりをしていきたいと思います!

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